一般的にがん検診では、子宮頸がんの検査だけです。子宮体がんの検査は病院でないと受けることができません。また、卵巣がんは自覚症状等ないうちに進行します。
●子宮頸がん 子宮頚部(膣に近い部分)にできるがんです。発症は30歳代から増え始め、40歳〜50歳がピー クになります。原因はよくわかっていませんが、ウイルスへの感染と関連があるといわれています。
●子宮体がん 子宮の奥の子宮体部(赤ちゃんを育てる部分)にできるがんです。一般に子宮頸がんよりかかる年齢が高く、閉経後の女性に多くみられます。発症には女性ホルモンの一種であるエストロゲンが深く関わっていることがわかっています。
かつて子宮がんの死亡率は、女性では胃がんについで高く、多いときには年間1万6000人もの人が命を落としていました。しかし、検診の普及とともに早期診断・早期治療が可能になり、現在では子宮がんによる死亡数は年間5000人程度になっています。 子宮頸がんと子宮体がんを比べると、30年前には95%を占めていた頸がんが減少傾向にある一方で、体がんは著しく増加しており、とくに都会では子宮がんの40%が体がんという報告もあります。